現場経験を活かして、マネージャーという新しい挑戦へ

現在は、Dining Snack TO-BEのマネージャーとして、キャストの配置、会計処理、シフト作成、店舗売上の確認と共有、キャストのフォローを行っています。2021年に入社し、3年間はキャバクラのキャストとして働いていましたが、ある時、上司から「スナックのマネージャーに挑戦しないか」と声をかけていただきました。ちょうどその時期は、自分の接客がキャバクラよりもスナック向きなのではないかと感じていたので、強みを生かせる仕事に挑戦したいという想いでキャリアチェンジに至りました。
マネージャーとして特に心がけているのは、キャストとの信頼関係を作ること。私自身も現場を経験してきたからこそ、キャストの気持ちを理解することができます。常にモチベーション高く働けるように、目標達成を後押しするためのキャンペーンやインセンティブの設定など、自分がキャスト時代に「こういう施策があったらいいな」と思っていたことを実現し、キャストに寄り添う店舗づくりを進めている最中です。

接客の積み重ねが、売上と成長につながる

キャストが担当するお客様が増え、店舗の売上が伸びた時に最もやりがいを感じますね。普段から自分がキャスト時代に意識していた接客を、TOBEのキャストにも伝えるようにしています。例えば、お客様のタイミングを考慮した関わり方。お客様がお忙しい時間帯の連絡は避ける、喜んでいただける声掛けの方法など、行動一つひとつに工夫を凝らす必要があるんです。一朝一夕で成果が出るものではないからこそ常に意識し続けていたので、こういったプロセスを共有することで、キャストをサポートしています。
最近は「この時間はお客様が近隣で飲んでいるから、今ご連絡してみよう」という私のアドバイスを実践したところ、来店につながったケースがありました。自分自身のアドバイスや大切にしている考えがキャストに伝わり、成果を出せている姿を見たときは、成長を感じられてとても嬉しいですね。

「やってみたい」が言える会社だから、アイデアが形になる

社歴や年齢関係なく意見を発信でき、挑戦させてもらえるのが魅力です。以前勤めていた飲食店では自分の意見が上に伝わらず、決まったルールの下で働かなければなりませんでした。

一方、当社の場合は社長や上司との食事はもちろん、他にもコミュニケーションを取る機会が多く、どんなに些細なことでも耳を傾けてもらえます。実際に、TOBEがオープンして間もない時期に、社長に料金システムの変更を提案したことがありました。「常連さんやボトルキープをしている方が、お得に楽しめる料金システムを作ったらどうか」と伝えたところ、「翌月から料金設定に反映しよう」と即決をもらえたんです。今ではその料金システムが定着し、お客様にも喜んでいただけています。社員一人ひとりの意見を尊重する社風なので、「積極的に自分のアイデアを出していきたい」「チャレンジしていきたい」という方は活躍できるはずです。

店舗の構造を逆手に地域に愛されるお店へ

目標は二つあり、一つ目は、店舗の売上を軌道に乗せること。オープンして1年なので、さらに地域の認知度を上げて、多くのお客様に来店していただける店舗にしていきたいと思っています。TOBEはキャバクラを改装した作りなので、一般的なスナックと比べるとスペースが広く、多くのお客様に利用していただくことが可能です。そういった他にはない特徴を発信し続けて、特に、団体のお客様の二次会で利用していただけるような店舗にできたら嬉しいですね。
そしてもう一つは、キャストがキャリアアップできる環境をつくること。現在、当店にはチーママ（スナックにおける2番手の役職）のポジションがないため、まずはそのポジションを確立し、キャストが挑戦できる仕組みにしていきたいです。主役であるキャストが輝けるようにサポートし、彼女たちがやりがいを感じられる環境を作っていきます。